欧州のブンデスリーガで活躍するサッカーの原口元気選手が、心臓の病気を患うファンの子供に誓った約束のゴールとは、どんなものだったのでしょうか？以前は「素行不良」とまで呼ばれた原口元気選手が、心臓の病気の子供と約束したゴールとは何だったのか、調査してみました。
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原口元気の実家は動物病院？子供時代を調査！
（出典：https://www.soccer-king.jp）
原口元気選手は3兄妹の次男で、兄と妹がいます。そして実家は動物病院です。父親は中小企業診断士の資格を持ち動物病院の経営に専念、母親が院長に就いているそうです。そして原口選手の実家でも「エナ」という名のラブラドールレトリバーを飼っているとの事です。
さらに原口選手の父親はサッカーファンで原口選手の兄に「しゅうと」と名付けたり、原口選手には「リフティング30回達成するまで帰ってくるな」と言ったといわれています。そんな家庭環境で育った原口元気選手でしたが、子供時代は素行が悪かったと母親が語っています。
学校の通信簿には「すぐに手が出る」「暴れん坊」という評価がつけられていたり、忘れ物も多かったそう。それでも忘れ物が多い事に対しても「それだけプレーに集中してるから忘れ物をするので、自分の方がサッカーがうまい」と言い返していたそうです。相当負けん気が強くやんちゃな子供時代だったようです。
原口元気の素行不良の噂って本当？
原口元気選手は子供時代だけでなく、プロになってからも素行不良と言われていました。その一例として
・2009年の練習中、同じチームのエイジミウソン選手にファウルをされ「謝れ！」と詰め寄った為騒ぎに
・2011年に同じチームの岡本拓哉選手がふざけてボールをぶつけた事に激怒。左肩関節脱臼と全治3週間というけがを負わせ1週間の謹慎
・2012年の柏レイソル戦での途中交代に納得がいかず、監督への猛抗議。サポーターへも挨拶せずに帰宅
と、通常の選手と比べるとかなり激しい一面を持っていたようです。特に途中交代に関しては監督に詰め寄る事も多々あり、浦和レッズでの練習中の紅白戦でも交代に納得できずに、備品を投げるなどの行為を行って練習が中断した事もありました。まさに『瞬間湯沸かし器』タイプとでもいうべきでしょうか。
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原口元気は犬を飼ってる？子供時代から素行悪かったのか調査！
それでも最近はそのような素行不良エピソードが聞かれなくなり、どちらかというと「丸くなった」「かなり穏やかになった」と言われています。それはどうしてでしょうか？
原口元気の嫁はかわいい？
それには、原口選手が2015年8月30日に結婚した美人な嫁『香屋ルリコ』さんの影響が大きいと言われています。香屋さんはフリーアナウンサー・タレントで、原口選手よりも5歳年上です。香屋さんはさんは姉さん女房として、やんちゃな原口選手を励まし結婚後には「フードマイスター」の資格取得などで、サポートに力を注ぎました。
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原口元気の嫁の顔はかわいい？カップやインスタを調べてみた！
原口選手は、自分に尽くしてくれるそんな嫁を悲しませたくないという思いから、改心したと捉えられています。さらに、教育係として槙野智章選手がついたり海外でのプレーにより環境が大幅に変わった事も、性格が丸くなった一因と考えられます。サッカーに対する燃えるような情熱はそのままに、素敵な大人になった原口元気選手なのでした。
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原口元気が心臓の病気の少年と涙の約束を誓ったその後は？
原口元気と少年との涙の約束とは？
2017年6月にイラン遠征から帰国した原口元気選手は、東京の日大板橋病院に入院している11歳の少年・菊池秋也(きくち しゅうや)君を訪ねます。秋也君は浦和レッズ時代からの原口選手のファンでしたが「拘束型心筋症」という重度の病気と闘っていました。「拘束型心筋症」というのは、寝室の壁が硬くなる為に十分に膨らまない、国指定の重度の病気で秋也君は余命1年の宣告を受けています。
(出典：https://www.asahi.com）
助かる為には一刻も早い心臓移植が必要でした。秋也君は原口選手の「いつも最後まであきらめずに一生懸命ボールを取りに行く姿」が大好きで、対面した原口選手はこの時「ロシアW杯でゴールを決める」約束を交わします。原口選手の『諦めないプレー』を見て自分も病気と闘う秋也君。そしてそんな秋也君の姿に、ゴールの約束を交わした原口選手も逆に勇気をもらったのでした。
約束は果たせたのか？
菊池秋也君との「W杯でゴールを決める」という約束をした原口元気選手、そのW杯で日本代表は見事に格上揃いの予選リーグを突破して決勝トーナメントへ進みました。そして、ベスト8をかけた強豪ベルギー(FIFAランク3位)との試合で原口選手は、先制のゴールを奪います。
試合は3-2と惜しくも敗れてしまいましたが、内容は素晴らしいもので0-0からの後半戦での原口選手の、突破口となる先制点には多くの人が感動しました。W杯決勝トーナメントという舞台で見事約束を果たした原口選手に、秋也君も多くの希望と勇気をもらった事と思います。そして涙の対面から半年後、秋也君はアメリカで心臓移植手術を受けられる事になるのでした。
少年のその後
「秋也くんを救う会』のホームページでは2018年6月28日、アメリカで無事に心臓移植手術を終えた菊池秋也君が、6月26日に帰国した事を報告しました。秋也君は2017年12月16日(現地時間)に手術を行った後、状態が安定してきた為に帰国できるようになったそうです。
現在は大学病院で、入院による経過観察及び病気の治療を受けているとの事です。募金活動は1億5400万円を目標に始まりましたが、2018年6月14日時点で約1億5007万円に達し、秋也君の帰国に伴い現在は中断されています。原口選手も秋也君の手術成功を聞いて「極度の不安と戦って勝てた彼には、僕自身すごく勇気をもらいました」と語っています。
秋也君は2019年1月には学校の2泊3日のスキー合宿にも参加して、たくさんの経験と学びを得られたようですね！
原口元気プロフィール
（出典：https://www.news-postseven.com）
ここで、原口元気選手のプロフィールをご紹介しましょう。
名 前：原口元気（はらぐち げんき）
生年月日：1991年5月9日
出 身：埼玉県熊谷市
身 長：179cm
体 重：68kg
ポジション：ミッドフィールダー、フォワード、デイフェンダー
別府小学校に通っている時に江南南サッカー少年団に入り、主力選手として活躍。少年団の練習が終わった後にも家でサッカーの練習に取り組むほどストイックでした。中学進学後すぐに浦和レッズジュニアユースに所属し、その後飛び級によりユースに昇格します。2009年1月30日に日本人でクラブ史上最年少となる、浦和とのプロ契約を締結しています。
2015年9月1日、タレントである香屋ルリコさんと結婚。子供は2019年5月現在、まだいませんがラブラドールのえなちゃんと仲良く生活しています。クラブ歴は浦和レッズ(2009-2014)⇒ヘルタ・ベルリン(2014-2018)⇒フォルトゥナ・デュッセルドルフ(2018)⇒
ルノーファー96(2018-)となっています。
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原口元気がファンの子供(心臓の病気)に誓った？約束のゴールについてまとめ
病気の子供との約束を見事に果たした原口元気選手の「暴れん坊」とまで呼ばれたそのエネルギーは、これほどまでに素晴らしい行為に変化したんですね！2022年のカタールW杯でも素晴らしいプレーを見せてほしいですね（＾＾）
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